My Dog's Kitchen

手作り犬ごはんの記録

手作り食にした決定打

 

「やっぱり、食べ物がいけないんじゃないかなぁ」

 

夫がつぶやいた、その一言で目の覚める思いがしたと「手作り食をはじめたきっかけ」のページでお話しましたが、それと同時に「(手作りすることによって)自分が大変になる」という思いも感じ、「無責任なこと言うなぁ」と言い返した覚えがあります。

でも、たしかに一理あるかもという気持ちが勝って、いろんな本やネットで調べ始めたりしたのですが、実はすぐには「じゃ、作ってみよう!」とは、なれなかったんです。

その理由は・・・

 

 

「はじめたからには、続けなくてはならない」

 

そんなプレッシャーを日々感じるのは嫌だな、と。

実は人間の食事を作るのも、どちらかというと苦手分野なのに、知識もない「犬ごはん」だなんて・・・

 

しかし、そんなやり取りの、少し前。

次女の離乳食が中期にさしかかっていたのです。

 

長女のときにあんなに毎日やっていたはずなのに・・・

何をあげてたか、どう作るのかすっかり忘れ、以前買った本を読み返したり。

アメリカの離乳食ははっきり言ってマズいので、次女の時の方が頑張って毎日手作りしてたと思います。

 

次女の離乳食を毎日欠かさず作っていく中で、ふと思ったんです。

 

なんで、次女にはやってあげれて、Lennyにはやってあげれないのか。

 

次女の為には頑張れるのに、Lennyの為には頑張れないなんてこと、絶対ない。

 

だって、Lennyは私の大事な息子じゃないか!!!・・・と。

 

しかも、離乳食中期~後期って、手作り食の本に載ってるレシピと、ほとんど同じじゃん。・・・これ、あげたらいいんじゃない?!と(笑)。

 

これが決定打となり、急に腰が軽くなりました。

 

早速、実行に移しはじめたのでした。

 

f:id:katie_okamura:20130425161632j:plain
記念すべき?!はじめての「おじや」
・・・というか、完全に人間の離乳食と同じ。
 
f:id:katie_okamura:20130425161801j:plain
同じものを食べて育った二人。
「残すならちょうだいよ」的な目線(笑)
 
私が毎日手作り食をつくること。
 
それは、やってない方からすると「大変だね」とか「えらいね」「すごいね」とか思われる事なのかもしれない。
 
けど、私から言わせると、
 
仕事でどんなに疲れてても、愛犬の散歩をかかさない人
愛犬のトリミングを自分でしよう!と学校に通う人
愛犬とのアジリティをもっと楽しむ為に筋トレする人
毎日決まった時間に薬を飲ませる為に、自分の時間を調整する人
今よりもっと愛犬と暮らしやすいように、リフォームや、引越しをする人
 
など・・・そんな方たちを、すごいねとか思ってしまう。
 
けど、きっとその人たちは特別すごいことをしているとは思ってないんだろうと思う。それがごく普通で、自然で、負担というほどでもない。私もそう。
 
みんなが、それぞれの愛情を持ってペットと向き合ってる。
 
その表現方法は違っても、どれが正しいとか間違ってるとかではなく、その家庭に合ったペットとの関係があっていいんじゃないかな。そう思う。
 
katie☆